ある会社から今度田中康夫さんが立候補するのでその際の選挙ポスター始めツールのデザインなどをお願いできないかとのオファーに一も二もなくオッケーの返事をした。
田中康夫さんという人物に非常に興味があったからだ。
初めて本人を交えての打ち合わせの日。
僕は田中康夫さんという人間を勘違いしていたと恥ずかしくなった。
田中康夫さんに対する僕のイメージはこうだ。
ご自身の著書「なんとなく、クリスタル」や「「ペログリ」、テレビのバラエティー
に出られていた頃のというイメージがあるので
流行に敏感でオシャレ、歯に絹着せぬ物言い、ちょっと軽い人。
ところがそんな思いを良い意味で大きく裏切ってしまった。
田中さんの物腰、質問をすると真摯に丁寧に答えてくださる姿。
政治家として考える国の現状や展望。
何と言っても政治家に有りがちな「威張っている」という雰囲気を全く感じない
ものすごくジェントルな方だったのだ。
ポスターができて最終に詰めなどで思いついたことがあると
ご本人一人でわざわざ手土産を持って我々の事務所まで飛んでいらっしゃる。
こちらが非常に恐縮してしまうのだ。
長野県知事を2期、その後参議院議員を務めてこられた。
国を作る。こんな等身大で身近な政治家がいらっしゃることに感動した選挙戦でした。
写真は選挙ポスターの撮影時の一コマ。
素敵な写真もありましたがつまらないので、
みんなで変な顔〜〜!とお願いした時のカット。
本当に気さくな方〜〜。